看護部長ごあいさつ
看護部長 稲田 由美子
当センター看護部は、専門的知識・技術をもとに、こころのこもった質の高い看護を提供することを理念に、患者さまの人権を尊重し、どのようにすればこころのこもった看護が実現できるかを常に考えながら、寄り添う看護を目指しています。
また、大阪府の基幹病院として当センターが担う様々な医療が提供できるよう、幅広くまた専門性を求めて、それらに貢献できる看護師の人材育成に努めております。
看護部は、看護の専門性が発揮できる体制を作り、病棟・外来はもとより在宅医療室、デイケアセンター、作業療法センターの部署と連携を図り、医師、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士、栄養士、薬剤師、児童指導員、保育士や事務職員などの多職種と協働し、質の高いチーム医療を提供しております。それらの様々な看護場面で、個々の患者さまが入院時から退院後の生活までを考え、その人らしく自立した社会参加を支援し、地域の関係機関との連携を深めております。
こころに健康問題をもつ患者さま方に信頼され、「医療を受けるなら、入院するならこの病院で」そして、「この病院に来て良かった」と思っていただけるように心をこめて、温かい看護を提供してまいります。
看護職心得5カ条
- 患者さんの「できること」を先にみつけ、次に「できないこと」をみつけるという順番を間違えないようにする。
- 相手の立場には立てないからよくお聴きしましょう。
この患者さん、本当は何がいいたいのかと常に考える。
そのためには、看護者は五感をフル活動する。
- 病気について考えることは看護師にとって大切である。
職能団体に属し、専門的な知識を深めよう。しかし机上の空論ではだめ、看護は実践なり
- 今日一日無事に終わり、ほっとする。
「これでよかったかな、患者さんにとって・・・」を振り返る毎日を!
- 一人ひとりが考える看護を!
でも看護は一人ではできません、チーム力(患者さんを取り巻く全員)の結集です。
理念・目標
看護部の理念
大阪府の精神科基幹病院の看護師として、専門的知識・技術をもとに、こころのこもった質の高い看護を提供します。
2024年度 看護部の目標
- 病床利用率(平均利用率は82.2%)達成に向けて連携を行う
- 看護倫理観の定着推進
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倫理的感性を養い、患者様の個を尊重し、患者・ご家族が大切にされたと感じられる看護を提供する
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専門職として個人情報保護、職業倫理、接遇の意識を高める
- 行動制限最小化に向けた、カンファレンスの充実
- 患者の個別性・自己決定権に配慮した看護計画の作成と実施