医療観察法病棟(さくら病棟)とは
「医療観察法」の正式名称は、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」です。
この病棟に入院となるのは、重大な他害行為を行ったが精神障害のために心神喪失等、責任を問えない状態と判断された人で、裁判官と精神科医(精神保健審判員)による審判によって、入院による専門的な医療が必要と判断された方です。
医療観察法病棟の役割
当センターは、国により指定を受けた指定入院医療機関であり、国のガイドラインに基づき、患者さまの療養環境や安全対策に配慮しながら社会復帰を継続的に支援・促進することを目的としています。
- 01大阪府、対象者の地元の自治体、近畿厚生局や大阪保護観察所との連携により、総合的で専門的な医療サービスを提供し、患者さまの社会復帰を支援します。
- 02多職種の医療チームによる、医療制度と医療技術と人の心のバランスに根ざした患者さまの病状に応じ、手厚い精神科医療を目指します。
- 03個人情報やプライバシーの保護につとめながら、地域や自治体と情報を共有し、地域に開かれた医療を目指します。
医療観察法病棟の面会について
医療観察法病棟(さくら病棟)への面会は、事前予約が必要です。
面会手順につきましては、入院時に担当者からご説明いたします。