児童思春期病棟 みどりの森 たんぽぽ｜大阪精神医療センター

すくすくプログラム
コミュニケーションの苦手さ・ことばの遅れ・発達上のアンバランスをもった就学前のお子さまを対象に、ＴＥＡＣＣＨプログラムやＰＥＣＳを取り入れた個別の療育を行います。
構造化された環境の中で、基本的な生活習慣、自発的なコミュニケーションや自立的な学習の構え、余暇スキル、社会スキル、行動コントロールの獲得を目指しています。
また、お子さまの特性に応じて、大人との１対１の関わりや小集団での活動を通して、発達を促したり、社会的なマナーやルールを学んだりします。
　「すくすくプログラム」パンフレット

• TEACCH：自閉症及び関連するコミュニケーション障がいをもつ
  子どもたちのための治療と教育。
• PECS：絵カード交換式コミュニケーションシステム。

個別学習
大阪府刀根山支援学校　大阪精神医療センター分教室へ登校するまでの期間に生活能力や学習能力の程度を把握し、お子さまの習熟度に合わせた学習（主に国語・算数）を行っています。

その他、運動・クッキング・散歩・買物等の集団活動や個別の活動も行っています。

「人とうまくかかわっていける」「自分と相手を大切にする気持ちを育てる」ことを目的としたプログラムです。プライベートパーツや良いタッチ、人との適切な距離、あったか言葉などを学びます。
人形劇やクイズも盛り込み、ロールプレイでコミュニケーションスキルの向上も目指します。

看護師・児童指導員・保育士が担当しています。認知機能とは「見る」「聞く」「記憶する」「計画をたてて行動する」能力のことを言います。
コグトレはこれらの能力を間違い探しや点つなぎ、数字や文字の復唱など、ゲーム感覚でトレーニングを行い、注意力を高めます。

気分転換や社会性を身につけるために、年に5～6回行います。
院内ではバーベキューやクリスマス会などを行い、院外にも出掛けたりします。