双極性障害と治療|大阪精神医療センター

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双極性障害と治療 ~薬を飲み続けることの大切さ~

「双極性障害」とは?

気分が高まったり(躁状態)、落ち込んだり(うつ状態)を繰り返す病気で、主な症状は次のとおりです。

躁状態うつ状態
急に偉くなった気がする 気分が落ち込む
あまり眠ってなくても元気 疲れやすい、眠れない・寝てばかりいる
怒りっぽくなる、気持ちが安定しない やる気が起きない、楽しめない
おしゃべりになり、大声・早口で話す 考えがまとまらない
集中力が保てない

死にたくなる

「双極性障害」とは?

うつ病とはどう違うの?

うつ病ではうつ状態だけがみられますが、双極性障害では躁状態とうつ状態が繰り返されます。
過去の躁状態に気づかず、自身の状態を主治医に伝えきれていないうつ病患者さんがいることもあります。身近な方にも相談し、思いあたることがないか振り返ってみましょう。

双極性障害の治療に使用する薬について

気分安定薬:双極性障害の治療の基本。躁状態を鎮め、うつ状態を改善する効果があります。抗精神病薬:一部の抗精神病薬では、双極性障害の症状に効果が認められています。

気分安定薬抗精神病薬
炭酸リチウム(リーマス等) オランザピン(ジプレキサ等)
カルバマゼピン(テグレトール等) アリピプラゾール(エビリファイ)
バルプロ酸ナトリウム
(デパケン、セレニカ、バレリン等)
ラモトリギン(ラミクタール)

また、穏やかに過ごせない、眠れない等の症状に応じた薬を使用することもあります。

双極性障害の治療で大切なこと

主治医の指示に従い、規則正しく薬を飲むことができれば、多くの場合、双極性障害の症状を抑え、安定した生活を送ることができます。そのため、双極性障害がどんな病気かを知り、薬を飲み続けることで、症状を抑え、再発を予防することが大切です。

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