うつ病とその治療薬|大阪精神医療センター

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うつ病とその治療薬

うつ病ってどんな病気?

「ゆううつで気分が晴れない」「何事にもやる気がでない」といった症状が1日中続き、気分の切り替えができない状態が一定期間以上続くこころの病のことをいいます。

うつ病の治療に使う薬の役割は?

うつ病では、脳内で「不安」や「緊張」、「興味」や「意欲」、「喜び」にかかわる神経がうまく働かなくなります。


抗うつ薬 神経がうまく働くように作用します。
抗不安薬 不安が強い方の症状を和らげます。
睡眠薬 眠れない、睡眠時間がずれてしまう方の睡眠を改善します。
気分安定薬・
抗精神病薬
抗うつ薬の効果を高めます。
うつ病の治療に使う薬の役割は?

抗うつ薬の服用時の注意点

薬がしっかり効くまでには時間がかかる

効果が現れるまでに2~3週間、効果を実感できるまでに6~8週間程度かかることもあります。


長い間薬を飲み続ける必要がある


主治医の指示をしっかり守って服用する
  • 症状がなくなってからも、6か月間は、再発してしまう可能性が高いため、服薬を続ける必要があります。
  • 急に中止すると、神経のバランスが急に乱れることで、頭痛や吐き気がしたり、情緒が不安定になったりします。
  • 副作用が薬の効果より先に現れる場合があります。薬を飲むことがつらいと感じたら、主治医に相談してください。

当センターで使われる抗うつ薬は?

当センター採用薬主な副作用(個人差あり)
セロトニン再取り込み阻害・ セロトニン受容体調節剤トリンテリックス 「吐き気」
「気持ち悪さ」
1~2週間のうちに治まってきます
SSRI
・ジェイゾロフト・デプロメール
・パロキセチン(パキシル)
・レクサプロ
SNRI
・イフェクサー
・サインバルタ
・トレドミン
SSRIの主な副作用+下記
「血圧の上昇」
「尿が出にくい」
NaSSA
・ミルタザピン
「眠気」
「食欲亢進・体重増加」
「起立性低血圧」 等
SARI
・トラゾドン
「眠気」
「口の渇き」
「起立性低血圧」
三環系抗うつ薬
・アナフラニール
・アモキサン
・トフラニール
・トリプタノール
「眠気」
「口の渇き」
「便秘」
「尿が出にくい」
「目がかすむ」  等
四環系抗うつ薬
・テトラミド
・ルジオミール

※副作用でお悩みの際は、自己判断で中止せず、必ず主治医にご相談ください!

【参考】

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